スペイン(リ−ガエスパニョラ)
スペインは、ヨ−ロッパの南西部のイベリア半島の大部分を占めていて、
北東でフランスと西でポルトガルと国境があり約3900万人の人々が住んで
います。
かつては、いくつかの王国にわかれ、古代からことなった民族、宗教、文化
など複雑な歴史を持いるのがスペインです。
たとえば、標準語のスペイン語のほかに地方語である3つの公用語があります。
ところがフランコ独裁時代には、地方独自のものはことごとく禁止されていた。
サッカーチ−ムの名前も地方語から標準語のスペイン語に変更され、個人の名前すら変更を強制されたくらいでした。
このため、スペイン各地では今も中央に対しての対抗意識が強く、自治意識
を強く持ち、人々も自分の出身地を誇る郷土愛の持ち主が多い。
したがって、特に地方のチームがレアル・マドリードなどの中央のチ−ムと
対戦するときの気迫はすごいものがあります。
とくに、レアル・マドリード(通称マドリー)と、カタル−ニャ地方のバルセロナ(通称バルサ)の試合はクラシコ「伝統」と呼ばれ、試合数日前から異様な盛り上がりを見せるのです。
この国のリ−グの熱狂振りは、郷土愛の強さとレアルを中心としたス−パ−スタ−の存在にあるといえそうです。
リーガエスパニョ−ラ
さて、リ−ガエスパニョ−ラは、1部(プリメラ・ディビシオン)に20チ−ム、2部A(セグンダ・ディビシオン・ア−)に22チ−ムがあり、その下に
2部B、3部にもチームがあり、原則的に地域別にリーグ戦を行っている。
試合は、原則として日曜に行われ、年間38試合のホームアンドアウエー方式で行われています。
シ−ズンは、8月末から始まり5月中旬に終わる。
リーグ終了後、成績によって1部と2部Aのチームの入れ替えが行われる。
1部の下位3チームと、2部の上位3チームが自動的に入れ替わるシステムに
なっている。
フットサル
スペインでは、フットサルの人口の方がサッカーの人口より多いと言われている。スペインは、世界最高峰のフットサル大国で、世界大会でも常に一位二位を争っています。
2004年第5回FIFAフットサル選手権でも、決勝でイタリアを破り、見事2連覇を達成しました。
スペインは、2001年の大会の決勝でブラジルを破りました。これはブラジルフットサル会にとって大きなショックをあたえました。
スペインの有名なプロフットサルチームは16チームあり、その中にブラジル人の選手は約47人います。さらに、スペインとブラジルの二重国籍を持っている選手は約14人います。
二重国籍を持つということは、ブラジルの代表になれる選手が、スペインの代表にもなれるということで、とても重要な意味を持っています。
2001年にスペインでプレーしたブラジル人選手は約12名います。そして、翌年にはなんと約44名にも増えてしまいしました。
理由は、豊富な給料と環境の良さにあります。
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